お悩みくん時間と手間をかけて作ったのに、ヨーグルトがトロトロのまま…捨てるのはもったいない!
お悩みくん再加熱しても乳酸菌は大丈夫なの?
自家製ヨーグルト作りで「固まらない」という失敗はよくあることです。不安になるかもしれませんが、ご安心ください。 ほとんどの場合、そのヨーグルトは再加熱で復活させることができます。
結論として、 ヨーグルトが固まらないのは、乳酸菌の活動に必要な温度や時間が足りていないケースが圧倒的に多いです。
再加熱のポイントは、「45℃を超えないこと」です。
この記事では、ヨーグルトが固まらなかった時の正しい再加熱手順と、失敗を成功に導くための具体的な時間調整のコツを解説します。また、再加熱でもダメだった場合の美味しいリメイク方法もお伝えします。
ヨーグルトが固まらない時の「再加熱」は有効か?

再加熱で復活できる理由
固まらないヨーグルトの多くは、乳酸菌がまだ生きている状態で、単に「発酵が完了していない(乳酸が足りていない)」状態です。
- メカニズム: 適切な温度で再度加熱することで、活動が停止していた乳酸菌が再び活性化し、タンパク質(カゼイン)を凝固させるために必要な乳酸を生成し始めます。
再加熱を諦めるべきサイン
以下の状態になっている場合は、再加熱をしても固まらず、雑菌が繁殖している可能性が高いため、食べずに処分してください。
- 異臭・酸味の異常: ツンとした酸味とは違う、カビ臭や腐敗臭がする。
- 変色・分離: 白ではなく、ピンクや黄色、緑などに変色している。水と固形物が完全に分離し、糸を引いている。
ヨーグルトが固まらない失敗を成功に導く!再加熱の正しい手順
再加熱を行う場合は、温度の管理が最も重要です。
【ステップ1】温度設定の確認と再設定
- 温度をチェック: 最初と同じ温度設定(40〜43℃)であることを確認します。
- 限界温度: 絶対に45℃以上に上げないでください。45℃を超えると、乳酸菌が死滅し、二度と固まらなくなります。
【ステップ2】追加時間の目安
再加熱は、最初と同じ温度で2〜3時間追加するのが基本です。
| 固まり具合 | 追加時間の目安 |
| 少しゆるい(トロミあり) | 1〜2時間 |
| かなりゆるい(飲むヨーグルト状態) | 2〜3時間 |
| ほぼ液体 | 3〜4時間(最長5時間まで) |
注意: 途中で蓋を開けて確認すると、温度が下がり、さらに発酵が遅れます。設定時間が終わるまで我慢して待ちましょう。
【ステップ3】冷却による最終確認
再加熱後、固まったように見えても、すぐに冷蔵庫に入れず、一度粗熱を取ってから冷蔵庫で2〜3時間冷やし固めます。冷やすことでヨーグルトの粘度はさらに増します。
なぜヨーグルトが固まらなかった?再加熱前に知る主な原因4つ
再加熱で成功しても、次回も失敗しないように原因を突き止めましょう。
| 原因 | 詳細 | 対策 |
| ①発酵温度が低い | 牛乳が冷たすぎた、冬場で室温が低すぎたなど。 | 牛乳を常温に戻してから使う。メーカーを暖かい部屋に置く。 |
| ②発酵時間が短い | 低脂肪乳や無脂肪乳を使ったのに時間を延長しなかった。 | 低脂肪乳なら10〜12時間、無脂肪乳なら12〜15時間に設定する。 |
| ③雑菌の混入 | 容器やスプーンの消毒が不十分だった。 | 熱湯消毒を徹底し、清潔な環境で作業する。 |
| ④種菌の量不足 | 牛乳1Lに対し、種菌(市販ヨーグルト)が50g以下と少なかった。 | 牛乳1Lに対し100gの種菌を使い、しっかり混ぜる。 |
ヨーグルトが固まらず再加熱でもダメだったときのリメイク術
5時間以上再加熱しても固まらない場合は、諦めて美味しく消費しましょう。
- 飲むヨーグルトとして: そのまま飲むヨーグルトとして利用できます。はちみつやフルーツジュースと混ぜてラッシーにすると、酸味が和らぎ飲みやすくなります。
- 調理に活用: カレーやシチューの隠し味、または肉の漬け込み液として使うと、肉が柔らかくなり、コクと酸味が加わります。
- 冷凍デザート: 砂糖やフルーツを混ぜて冷凍し、途中でかき混ぜれば、さっぱりとしたヨーグルトシャーベットになります。
よくある質問:ヨーグルトの再加熱について
- 何回まで再加熱できますか?
-
2回までが限度です。
それ以上は以下のリスクがあります。
- 乳酸菌が弱る
- 酸味が強くなりすぎる
- 雑菌繁殖の危険
- 栄養価が下がる
2回試して固まらなければ諦めましょう。
- 再加熱したヨーグルトは安全ですか?
-
見た目と臭いを確認してください。
以下なら問題ありません。
安全のサイン
- ヨーグルトの香り
- 白い色
- 異臭がしない
- 変な味がしない
少しでも不安があれば食べないでください。
- 電子レンジで再加熱できますか?
-
おすすめしません。
電子レンジには以下の問題があります。
電子レンジのデメリット
- 温度ムラができる
- 一部が熱くなりすぎる
- 乳酸菌が死滅する
- 固まらない
ヨーグルトメーカーを使いましょう。
- 冷蔵庫に入れた後も再加熱できますか?
-
可能ですが効果は薄いです。
一度冷やすと以下の状態になります。
- 乳酸菌の活動が停止
- 再加熱しても発酵しにくい
- 固まる可能性は低い
冷蔵庫に入れる前に再加熱しましょう。
まとめ:ヨーグルトが固まらない時は再加熱で復活
ヨーグルトが固まらない時は再加熱で復活できますが、最も重要なのは失敗の予防です。
再加熱成功と失敗予防のポイント
- 再加熱は45℃以下で2〜3時間延長する。
- 再加熱前に容器を冷やし、固まらないか試す。
- 次回のために、種菌を多めにし、牛乳を常温に戻して使う。
失敗を恐れず、この手順を試して自家製ヨーグルト作りを成功させてください!
もし再加熱を何度も繰り返す場合は、機種自体を見直した方が安定しやすいです。初心者におすすめの機種はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。




